新幹線のぞみに乗って関東まで出張。着いてみれば、関西より暖かいんでやんの。
電車内で眠るには中途半端な時間なので、ノートパソコンで映画鑑賞。
行きは岡本喜八監督「ああ爆弾」
名優伊藤雄之助が元気いっぱい動き回る快(怪?)作。漫画的な演出なのに、名優達によって何とか収まりがついているのが素晴らしい。
帰りは鈴木則文監督「関東テキヤ一家 喧嘩仁義」
「まむしの兄弟」や「トラック野郎」の前段階といったところで、東映任侠路線を踏襲しつつ、後の作品とのつながりを感じさせるものだった。
少し時間が余っていたので、黒田義之監督「新・御金蔵破り」を途中まで見ていたところで、間もなく到着の社内放送があり慌てて荷物をまとめることに。
便利になったけど、風情も何もない旅だった。車窓の眺めなんぞ一瞥もしてなかった。
ちなみに前回出張時の上映は、行きは三隅研次監督「座頭市血笑旅」で、帰りは市川崑監督「雪之丞変化」だった。