私は喫煙者である。
きっかけは馬鹿なガキの背伸びに過ぎない。カッコいい大人になれると勘違いしていただけだ。
喫煙は単なる悪習に過ぎない。煙草の包装にもこう記載されている。曰く「喫煙は、あなたにとって肺がんの原因の一つになります。」と。
聖書なんかにも以下の断り書きを付すべきである。曰く「行き過ぎた信仰は、あなたの精神的な健康を損なう恐れがあります。」と。
一部の薬物(アルコールを含む)は依存症が進行すると幻覚が見えるらしい。
狂った教祖様や信者に、神だのこの世の真実だのが見えるのと大して変わらない。
悪いのは宗教や薬物ではない。あくまでも人の話である。
人には依存するという性質があるため畜生にも劣る。
最近の私は、喫煙という悪習に加えて、70年代の東映映画にも依存しつつある。血液中の丸いヘモグロビンが「義理欠く、恥かく、人情欠く」でお馴染みの三角に変わっているかのように。
大した害はないので放っておいていただきたい。