1. はじめに
「選挙へ行こうぜ…久しぶりに…キレちまったよ…」
それではいけません。選挙では毎回投票に行きましょう。今は期日前投票という便利な制度もあります。
2. 選挙と選挙の作法について
(1)政治家と支持者の関係:政治家は支持者達の代表であり、代理人です。
(2)支持者が政治家(政党)に期待すること
①収入を増やしたいし少なくとも減らしたくない、支出を減らしたいし少なくとも増やしたくないと思うのが普通の人の心情でしょう。
②支持者のために、言い換えれば支持者の利益のために働いてもらうことこそが支持者が政治家(政党)に期待することでしょう。
③支持者の「利益」は支持者の「利権」と言ってもいいかもしれません。
(3)有権者が政治家に対して出来る働きかけ
①選挙で支持する政治家(政党)に投票出来ます。
②投票基準
具体的な公務の詳細はわからないので最低限のことだけ考えましょう。
イ. 最優先で取り組んでもらいたいこと
ロ. 絶対にして欲しくないこと
③政治家が好ましくない行動をした場合
イ. 政治家本人に対してメール等で意思表示を行うことが出来ます。
ロ. 住民監査請求等の手段をとることも可能です。
(4)選挙の作法
①選挙の投票は勝ち馬と予想したお馬さんに投票することとは違います。
②支持者の数だけ異なる利益があり、自己以外の支持者と利害関係が一致しないのは当然のことです。
③したがって自己が支持する政治家が選挙で当選するとは限りませんし、選挙で当選したとしても何から何まで自己の望むように働いてくれるとも限りません。
④思い通りにならないからといって我儘を言ったりすることは童心に帰ることとは違いますので気を付けましょう。
見苦しいだけです。
3. 選挙で投票しないということ
(1)結論:あなたが選挙で投票しないことで得をする人がいます。
(2)詐欺師の種類
①タイプ1:あなたが得をするという偽情報を提供します。
【例】投資詐欺
②タイプ2:あなたが損をしないという偽情報を提供します。
【例】電気料金詐欺
(3)選挙における詐欺師の手法
①この政治家(政党)に投票すればあなたの暮らし向きがよくなると偽情報を提供します。
【例】悪夢の民主党政権
②選挙で投票しても無駄なのだとあなたに偽情報を提供します。
(4)それでも選挙で投票しないという方へ
①カスミを食べて生きていける方がいらっしゃったなら羨ましく思います。
②いくらお金を使っても手持ちのお金が減らず、選挙で投票する必要などないという方…、は存在しないと思いますので無視します。
現実に打ち出の小槌や四次元ポケットの存在は確認されておりません。
③①及び②に該当しない方は口をつぐんで静かに滅びていって下さい。
4. 政治に対する無関心が招く悲惨な事態
(1)政治家(政党)は投票してくれる支持者の利益を優先して働きます。
(2)それは政治家(政党)と特定の支持者が癒着する結果を招きます。
(3)本来は多数の利害関係者の要望により公金(税金)は分配されます。(図1参照)
(4)政治家(政党)と特定の支持者が癒着すると公金(税金)が不正に使用されることとなります。(図2参照)
5. 今回の都知事選挙に関する疑惑と仮説
(1)議会の乗っ取り、会社の乗っ取り
①公金(税金)の使途は議会で決定されます。同時にこれは一部の特定支持者が応援する議員を多数議会に送り込めば議会を乗っ取ることが出来ることでもあります。
会社の経営権を奪うことと似ています。
②議会を乗っ取ることが出来れば、公金(税金)をほぼ自由に使うことが出来るでしょう。
②ジャニーズ問題との類似点
以前にあったジャニーズ事務所会見では、質問者が代表取締役の進退と株式の譲渡について質問していました。
はっきり言って論外で、これは会社の乗っ取りでしかありません。
ジャニーズ事務所は弁護士ではなく経済・法律に詳しい警察関係者を記者会見に招いておくべきでした。
(2)選挙資金の原資に関する仮説(図3参照)
今回の東京都知事選挙では、尋常ではない資金が投下されていると思われる候補者がいます。
その資金の出所がどこなのかという疑問を持つと一つの仮説が成り立ちます。
東京都に限らず全国で公金(税金)不正使用の可能性があります。
そこで不正に集められた公金(税金)が今回の東京都知事選挙に投下されていることもあり得ると言えます。
#ひまそらあかね
【著者注記】
「人の心と選挙の作法-東京都知事選挙Ⅰ」に関する著作権を放棄いたします。(当記事で使用した図(画像)についても同様に放棄いたします。)
また転載について転載元の記載は要求いたしません。