昨日電子申請を行ったが意外と簡単だった。簡単過ぎて不安を感じる程だった。
税務ソフトの電子申告や電子納税と比較すると厳密さに欠けるのではないかという印象を持った。
もしかして詐欺サイトに登録しているのではないかと感じる程の簡易仕様で、個人的には落ち着かない気分になっている。給付金の入金が完了するまではこの状態が続くことになる。普段は面倒に感じることが理由のあることだとようやく理解出来るあたり自らの不明を思い知ることになった。
面倒なのは本年分の売上データの集計くらいで、午後6時頃だとホームページも混雑していなかった。
ただ、税理士等の専門家ではない一般の方々からすると少し敷居が高く感じるかも知れない。理由はおおまかに下記の2点となる。
理由その1は制度の存在(内容やサイトについて)知らないこと
理由その2は電子申請する際に必要な書類がわからないこと
理由その2の必要な書類については、実際にサイトで見てみると画像付きで非常にわかりやすい内容になっているので適正に記帳・税務申告されている方々にとっては大きな問題にはならないと思う。特に個人の青色申告者にとっては、昨年分の申告データ(=今回の申請データ)は既に出来上がっている状態なので労力は少なくて済むようになっている。
適正に記帳・税務申告されていない方々については、身から出た錆だと諦めるか今から昨年分の記帳と税務申告を行っていただく以外に出来ることはない。
武漢で感染者の存在が明確に認識されたのが昨年12月初旬として、2ヶ月後の今年1月末春節頃に感染拡大がピークに達したと個人的に認識していた。従って日本国内では4月末頃にピークが来るものだと2月頃には考えていた。
その考えは現時点では間違っていたとしか言えない。そもそもの始点が昨年11月かも知れない。
さらにウイルスがヒトの体内で増加して体調不良になるまでにかかる時間には差異がある。私は花粉症だが年によって花粉症が酷い年とそうでない年がある。花粉が飛んでいるからといって必ず酷くなるわけではないのである。タバコを1本吸っただけで重篤な肺ガン患者にならないのと同じだ。テレビでは間抜けなヤツがしたり顔でもっともらしいことを言うが前提条件の説明が決定的に欠けている。被害が最大の場合・最小の場合を述べてから現状説明をするのが正しいと思う。
事務所には臨時融資絡みのファックス以外にもマスクのボッタクリ販売(50枚入り3,000円程、送料別)が届いてウンザリしている。マスクの値段をざっと調べたら元々は1,000円を切る程度だったので3倍から4倍の値段で売っていることになるし、送料でまたボッタクリを仕掛けてくる可能性もある。
今後は給付金などで増大した歳出に対して増税を実施することになるだろうが、景気回復を優先しないといけないので政府関係者各位はさぞかし頭の痛いことであろう。いい機会なので歳出の見直しが出来れば幸いかと思う。生活保護の不正受給など手を付けるべき問題はいくらでもある。
ともあれ政府関係者と各々の現場で汗を流している方々、自粛要請に従って耐えている方々に対して感謝と敬意を表しておくこととする。